
〜「ダメ」と叱る前に知ってほしいこと〜
■ テスト前なのに、スマホが離れない…
「明日からテストなのに、ずっとスマホを見ている...」
「注意すると逆ギレする、…」
こんなことありませんか?
リビングのテーブルにはワークが開いたまま。
でも視線はスマホ。
時間だけが過ぎていく。
思わず、なにか言いたくなります。
「大丈夫?」
つい心配で、でも我慢しつつ、それでもつい口を出してしまう。
でもその結果、空気がピリッと張りつめて。
これまでの子育てで思ったこと、
そして生徒さんたちをみて思ったことは
スマホ問題はその「機械の問題」ではなく、
実はもっと深いところにあるのかなと思います。
■ 表面的な理由は「誘惑」
確かに、ゲームは面白い。
SNSで友達とつながっていたい。
YouTubeからはたくさんの知識も得られる。
今の子どもたちにとってスマホは、
友達とつながる“窓”のような存在です。
一概に悪いものとは言えません。
でも、それだけでしょうか?
「楽しいからやめられない」
■ 本当の原因は「現実逃避」と「脳の疲労」
英語が急に難しくなった。
単語が覚えられない。
文法がわからない。
わからない状態が続くと、
子どもは静かに自信を失っていきます。
「どうせ自分はできない」
「やっても無理」
そんな気持ちを抱えたまま机に向かうのは
実はとてもしんどいことです。
スマホの中ではそのしんどさをしばし忘れることになります。
ゲームはルールが明確で、ちょっと工夫をすれば結果が出る。
SNSでは「いいね」がもらえる。
そこは、
“自分がダメだと言われない場所”。
つまり、
スマホに依存したいわけではないけれど
現実のつまずき、から一時的に避難していると言えます。
さらに、
わからないまま授業を受け続けた脳は、かなり疲れています。
疲労した脳は、より強い刺激を求めます。
それがスマホです。
■ 取り上げるのではなく、仕組みを変えてみる
ここで大切なのは、
「スマホを取り上げる」ことではありません。
勉強をスマホのようにハードルの低い仕組みに作り直すことです。
例えば、
・5分だけやる
・単語10個だけ
・スマホのカメラで単語を撮って覚える
・1問だけ一緒に解く
“できる”を作ること。
英語は才能ではありません。
仕組みです。
小さな成功体験を積むと、
脳は少しずつ「やればできる」と思い始めます。
すると、スマホから離れる時間も自然と増えていきます。
■ お母さんが本当に心配していること
お母さんが本当に心配していることは
目が悪くなるのでは。
変なサイトにつながらないか。
友達関係は大丈夫か。
私も迷いました。
何をどこまで心配すればいいのか、わからなくなることもありました。
でも、決めたことがあります。
「何かあったら、すぐ話してね」と
いつでも子供が私に相談できるように
こちらがオープンでいること。
実際に、困ったときは相談してくれました。
友達のことで悩んだときも。
ラインでチェーンメールが回ってきたときも。
大事なのは、
スマホを監視することより、
相談してもらえる関係でいることかもしれません。
■ 最後に
お子さんは、怠けたいわけではありません。
依存したいわけでもありません。
ただ、今の苦しさから少し離れたいだけ。
中学生はただでさえ、緊張の連続です。
少しリラックスしたい。
できたら木更津は海が近いので
ちょっと海の風に吹かれるといいのですが
なかなか時間があわないかもしれません。
私はいつでもお話を伺います。
無理に通わせる必要はありません。
まずは整理するだけでも大丈夫です。
親子の空気が少しやわらぐだけで、
学びは必ず動き出します。
ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
いつでもご連絡ください。

