
今日、「この子すごいな」と思った出来事がありました。
小4の男の子。
来るときは、毎回とても嫌そうな顔をします。
「やりたくない」
「めんどくさい」
そんな雰囲気を全身から出しています。
苦手なことをするのは嫌なんですよね。誰でも。
でも昨日、帰るときに
お母さんにこう言っていました。
「ちょっと文章問題、楽しくなった」
そして帰るとき、
私にハイタッチして帰っていきました。
その姿を見て、
ああ、この子は本当は違うんだな、と思いました。
やる気がないわけではない。
嫌いなわけでもない。
ただ、
うまく気持ちを表現できないだけ。
負けず嫌いで、
人と比べて、
できない自分を見せたくない。
だから最初に
「やりたくない」という態度で
自分を守っているのかもしれません。
でも、本当は
できるようになりたい。
楽しいと思っている。
それが、帰りの一言や
ハイタッチに表れていました。
そして、改めて思いました。
子どもは、表に出ている態度だけでは分からない、ということです。
やる気がなさそうに見えても、
実は一番気にしていたり、
一番がんばろうとしていたりすることがあります。
「めんどくさい」と言いながらも、
ちゃんと最後までやり、
少しでもできるようになると、
心の中ではうれしくなっている。
でも、それを素直に言葉にするのは、
まだ難しい子もいます。
だからこそ、
その子の態度だけで判断しないで、
その奥にある気持ちを見ていきたいと思いました。
インスパイアスクールでは、
すぐに結果だけを見るのではなく、
こうした小さな変化や、
心の動きを大切にしています。
昨日のハイタッチは、
小さなことかもしれません。
でも、
その中には、
「ちょっと楽しかった」
「できてうれしかった」
「また来てもいいかな」
そんな気持ちが、
たくさん詰まっているように感じました。
今日もまた、
子どもたちから大切なことを教えてもらった一日でした。


