子どもたちって、本当に向上心が高い。
あれもやりたい、これもやりたい。
選択肢がたくさんあるからこそ、いろんなことに興味を持てる。

ふと思ったんです。
「意識が低い子どもっているのかな?」って。

私は、いないと思っています。

子どもはみんな、もともと好奇心のかたまり。
ただ、その向きや表し方が違うだけ。

今は「かっこいい」の形もたくさんありますよね。
野球がうまい、足が速い、英語が話せる。

でも子どもたちの目は、どうしても
“トップの中のトップ”にいきがちです。

そして、気づかないうちに
その人と自分を比べてしまう。

「自分なんてダメだ」って。

でも、本当は
家庭環境も、これまでやってきたことも、
興味のあることも、全部違う。

違っていて当たり前なんです。

目立つ人は確かにすごい。
でも、目立たない中にも
その子にしかない素晴らしさがある。

人のすごいところを見るのは、とてもいいこと。
でもそれと同じくらい、
自分の中のいいところにも目を向けてほしい。

「自分は何が得意で、何がちょっと苦手なのか」

少しずつでいいから、
そんなふうに自分を見つめる時間を持てたらいいなと思います。

思春期の子どもたちにとっては、
これがなかなか難しいのも分かっています。

それでも、
自分を少しずつ認められるようになると、

不思議と
いい出会いや、いいチャンスが巡ってくる。

だからこそ、

完璧に客観的になれなくてもいい。
まずは、自分のいいところを見つける時間を。

そんな時間を、子どもたちに持ってほしいと
私は思っています。