
テスト後の「間違い直し」で点数は上がる
テストの点が悪かったとき、
がっかりしますよね。
「あー、だめだった」
「全然できなかった」
そんな気持ちになると、
テストのたびに嫌な気分になって、
だんだんエネルギーも下がっていきます。
「次は頑張ろう」
なんて、なかなか思えません。
「どうせわからない」に変わってしまう気持ち
そのうち
「どうせ自分はわからない」
「自分は頭が悪いんだ」
そんなふうに思ってしまう子も少なくありません。
家では
「勉強しなさい」
と言われるけれど、
・どうやって勉強したらいいのかわからない
・授業は聞いているつもりなのに覚えていない
・がんばっても結果が出ない
すると、ますます自信をなくしてしまいます。
こんなサイクル、つらいですよね。
そろそろ終わりにしませんか。
「テストって必要なの?」と思ってしまう前に
「テストなんていらない」
「なんのためにあるんだろう」
そう思い始めると、
学校そのものがつまらなく感じてしまいます。
だからこそ、
テストの見方を変えてほしいのです。
見直しは意味がない?いいえ、一番の宝物です
「見直しなんて意味がない」
そう思うかもしれません。
でも実は、
見直しこそが本当の勉強です。
テストの点数が低かった理由は、
できなかった問題の中にすべてあります。
✔ なぜ間違えた?
✔ どこで勘違いした?
ひとつひとつ丁寧に見直していけば、
成績は必ず上がっていきます。
テスト結果に一喜一憂しなくていい
これまでたくさんの子どもたちを見てきて、
「見直しが大事にされていない」場面を
本当によく目にしてきました。
・テストが終わったら、もうほったらかし
・学校で直して提出しているけれど、答えを写すだけ
・早く終わらせることが目的になっている
少し言葉は強いですが、
見直しが乱暴に扱われていると感じることもあります。
テストの結果ばかりに目がいって、
見直しに時間をかける余裕がない。
でも、本当に大切なのはそこなんです。
見直しに、時間をかけてみませんか?
テストの点数よりも、
見直しに時間を使ってみてください。
子育ては、すぐに結果が出るものではありません。
だからこそ、焦らず、比べず、
ゆっくり進んでいきたいですね。
見直しの時間は、
もしかしたら
親子の仲良しタイムになるかもしれません。
「わかった!」が増えると、心も整っていく
子どもは
「わかった!」
「そういうことだったんだ!」
と腑に落ちたとき、
気持ちもすっと落ち着きます。
その時、こどもは顔が変わります!
そのためには、
テスト結果に一喜一憂しすぎないこと。
子どもたちには、
自ら成長する力がもともと備わっています。
大人は、少しだけ
心のあり方を整えるお手伝いをするだけでいい。
そうすると、
子どもは安心して、
どんどん伸びていきます。


