
「英語、楽しそうにやってるから大丈夫かな」
「英語はちょっと苦手そうだけど…中学から頑張ればいいかな」
小学校英語を見ていると、
こんなふうに感じること、ありますよね。
実はどちらの気持ちも、
とても自然で、間違っていません。
英語が楽しい子も、苦手な子も、スタートラインは同じ
まずお伝えしたいのは、
英語が楽しい子も、苦手な子も、
中学英語のスタートラインはほぼ同じ
ということです。
なぜなら、
日本で生活している限り、
英語は普段使わなくても困らないから。
英語にふれる時間のほとんどは、
学校の授業だけ。
週に数時間、それも限られた時間です。
「楽しい」だけでは、足りなくなる瞬間が来る
小学校の英語は、
・聞く
・話す
・まねする
が中心で、
英語に親しむことが大切にされています。
だから、
楽しいと感じている子もたくさんいます。
でも中学校に入ると、
英語は一気に変わります。
・読む
・書く
・文法
・テスト
・点数
ここで初めて、
「英語を理解する力」が求められます。
楽しいだけでは、
ついていくのが少し大変になる。
それが、中学英語です。
苦手だった子が、もっと苦しくなる理由
一方で、
小学校英語があまり得意でなかった子。
英語にふれる時間が少なく、
音やリズムにもまだ慣れていないまま
中学英語に進むと、
「何を言っているかわからない」
「読むのがしんどい」
「覚えてもすぐ忘れる」
そんな壁にぶつかりやすくなります。
これは、やる気や能力の問題ではありません。
準備の問題です。
小さいころから英語を習っていた子との違い
小さいころから英語にふれてきた子は、
英語を「勉強」ではなく
音・リズム・ことばとして
たくさん浴びてきています。
一方、学校の授業だけの子は、
英語にふれる量が圧倒的に少ない。
だからこそ、
学校だけでは限界がある。
これは、正直な現実です。
でも、ここで希望の話です
だからといって、
「今さら無理」ということはありません。
中学英語をラクにするために必要なのは、
先取りでも、難しいことでもありません。
✔ 英語のルールを知る
✔ 読み方・聞き方に慣れる
✔ 「わかる」感覚を少し持っておく
これだけで、
中学英語はぐっとラクになります。
「今」だからできる準備があります
英語が楽しい子は、
その楽しさを守るために。
英語が苦手な子は、
苦手意識を大きくしないために。
今のうちに、ほんの少し準備をしておく。
それは、
子どもに「先取りさせる」ことではなく、
橋をかけてあげることです。
中学英語を「不安」ではなく「自信」で迎えるために
中学に入ってから
「どうしよう…」と慌てるよりも、
「大丈夫だよ」
「ちゃんと準備してきたね」
そう言ってあげられるスタートを、
一緒につくりませんか。


