
「急に単語を覚えるようになった」
「文の意味がつながって理解できるようになった」
「英語への苦手意識が少しやわらいだ」
なぜ冬休みは、こうした変化が起こりやすいのでしょうか。
① 冬休みは、子どものペースが整いやすい
学校がある時期は、
授業・宿題・部活・習い事と、子どもたちはとても忙しく過ごしています。
「英語をやろうと思ったけど、今日は疲れてできなかった」
そんな日も少なくありません。
一方、冬休みは生活の流れがシンプルになります。
・学校の時間割に追われない
・移動が少ない
・同じ時間に過ごしやすい
この “落ち着いたリズム” が、学習にとても良い影響を与えていると感じています。
② まとまった時間で学ぶと、理解が深まる
英語が苦手な子ほど、
「ちょっとずつ」ではなく「まとめて」学ぶ方が効果が出やすいです。
教室でも、
・120分続けて取り組んだ後
・4日間集中して復習した後
に、
「急にわかるようになった」
という表情に変わる瞬間をよく見ます。
文法や英文は、
つながりが見えた時に一気に理解が進むからです。
冬休みは、その“つながり”を作る時間が取りやすい時期だと感じています。
③ 英語は「触れた量」がそのまま力になる
英語が得意な子と苦手な子の違いは、
才能よりも 「英語に触れてきた量」 だと感じます。
聞いた英語
読んだ英文
使った単語
これらが積み重なって、
「見たことがある」「聞いたことがある」状態が増えると、
英語は少しずつ楽になっていきます。
冬休みは、
毎日少しずつ英語に触れる習慣 を作りやすい時期です。
この積み重ねが、3学期の安心感につながります。
④ 1月の英検が、良い目標になることも多い
冬休み明けすぐに英検があることで、
「何のために勉強するのか」がはっきりします。
・今の実力はどのくらいか
・どこを重点的に直せばいいか
・何をやらなくてもいいか
模擬テストを通して見えると、
子どもたちの表情も変わります。
「これならいけそう」
「やることがわかった」
そう感じられるだけで、学習の質はぐっと上がります。
(*1月の英検に申し込まなかった方は次回6月頃にあるので、
是非挑戦してみてください。)
⑤ ご家庭でできる、ちょっとしたサポート
冬休みの学習で大切なのは、
無理をさせることではありません。
おすすめしたいのは、次の3つです。
- 勉強する時間を一緒に決める
- 「できた・続いた」を認めてあげる
- 教えすぎず、任せるところは任せる
親ががんばりすぎないこともポイントです。
冬休みは、立て直しにも、伸ばすにも向いている時間
英語が得意な子も、苦手な子も、
冬休みは一度立ち止まって整理できる大切な時間です。
「このままで大丈夫かな」
そう感じた時が、見直しのタイミング。
インスパイアスクールでは、
一人ひとりの状態に合わせて、
無理なく、でも確実に前に進めるお手伝いをしています。
この冬が、
お子様にとって 英語との距離が少し縮まる時間 になりますように。


