子供は大人が考えているより学びたいと思っている
「ゲームばっかりしてるんです。」
「何もしない。」
「動画ばかりみています」
よく聞く言葉です。
私も娘をみていて、「また動画みてるの?」と思います(笑)
テレビやYoutube、ショート動画を見ているよりも、
何かほかのことをしてほしいと思いますが、それが今の時代の環境になっています。
そんな環境でも、子供たちは、実のところ、
新しいことを吸収したい、もっと体験したいと思っています。
英語教室にきてくれる子供たちはみんな新しいことに興味深々です。
英語で話すアニメや動画をみると、
「なんて言ってるの?」と知りたい気持ちが溢れています。
もちろん、言葉がわからなくても、非言語で理解しようとします。
自分で理解しようとする、その過程がすごく大切です。
ところが、今はすべて出来上がったものが多いがために、
その過程がジャンプされています。体験が抜けているのです。
Z世代の子供たちには、失敗する体験ができるように、
自分で体験して、考える時間と環境が必要だと思います。
デジタルネイティブの子供たちには、知的好奇心を育む場所が激減していますから、
私たち大人がなんとか作り出したいものです。