「中学生になる前にやっておきたい英語学習準備」その5: 英語の読み書き
「中学生になる前にやっておきたい英語学習準備」その5: 英語の読み書き
英語を聞いたり、口にしたり、することになれたら、次にやってみたいのが「読んだり書いたりする力」をつけること。中学生になると最初に短い文を読む、書くに始まります。「読み書き」は少しでも早くから取り組んでおくと、子供達は自信を持って中学生活をスタートできるはずです。
英語の「読み書き」の基礎を身につけると安心
まず、おすすめなのが、アルファベットを書く練習や、
簡単な単語や文章を書いてみることです。
例えば、「自分の名前を書く」といったところから始めると、
子どもも「できた!」という感覚を持ちやすく、楽しく続けられます。
- 例: "My name is Hana." "I like apples.
もし、書いた英語が読めない字だったとしても、
×印をつけるのはやめましょう!
「違う!」といって注意する前に、
書けたことを認めてあげてください。
大人には当たり前のアルファベットも初めての子供達には、
とても難しいものです。特に漢字や書写をならっている
日本の子供達は、アルファベットは難しいものです。
はじめての子供達にとって、アルファベットとは、
私たちがアラビア文字に挑戦するようなものです。
その文字も、意味もわからないのですが
すぐに上手に書けないのが当たり前です。
自分の名前を最初に書くのは、
最もわかりやすく、書けた自分にも
誇りが持てるからだと思います。
そしてできたら、次に自分のことをかけると
それもまた、楽しくなります。
文字を読む練習についても、
短い文章から少しずつ取り組むと安心です。
たとえば、「This is a cat.」「I have a dog.」といった
シンプルな文章を声に出して読むだけでも、
英語のリズムに慣れるいい練習になります。
もし、家に英語の絵本やカードがあれば、
一緒に声に出して読んでみるのもいいですね。
「英語は難しい」という印象を持たずに、
子どもと一緒に自然と触れていくことで、
英語が身近に感じられるようになります。
英語は今、どこにでも見つけることができます。
例えば、 ディズニーランドに行った時のお土産に
クッキーを買うことがあると思います。
クッキーの空き缶に書いてある英語をまねてみる。
「なんて書いてあるのか?」
興味がわくかもしれません。
英語は何かを伝えるものなので、
その英語が使われている状況が伴っているほど、
記憶に残ります。
ただ、家で取り組むのがなかなか難しい場合もあると思います。
そんなときは、英語教室の力を少し借りるのもいいかもしれません。
特に「読み書き」はコツコツと積み重ねていくことが大事なので、
英語教室で楽しみながらお友達と取り組むと、
自然と身についてくるようです。
教室の「読めた!」「書けた!」という達成感が
子どもの自信につながり、前向きな気持ちで続けられるのもいいところです。
少し慣れてきたら、英検の基本問題にチャレンジ!
「読める」「書ける」力がついてきたら、
子どもにとっての次のステップとして
「英検(実用英語技能検定)」に挑戦してみるのも良いかもしれません。
最初は5級や4級といった初級の問題から取り組むことで、
「少し先取り」した中学英語の内容に触れることができます。
例えば、英検5級では、基本的なあいさつや、
自己紹介の文章を読む問題が出てきます。
これを通して、子どもたちは「知っている言葉がある!」
「この文ならわかる!」といった発見が増え、
英語に対する自信が少しずつ育っていきます。
- 例: "Hello! How are you?" "I am fine, thank you."
テストと聞くと「まだ早いのでは?」と感じるかもしれませんが、
評価を気にせず、まずは「挑戦してみること」を楽しんでみてください。
英検の問題を通して、「挑戦した」「わかる単語が増えた」という
成功体験を重ねていくことが大切だと思います。
特に、子どもたちは「自分にもできる!」と感じることで、
もっとやってみたい、という前向きな気持ちにつながることが多いです。
また、英検に慣れていくと、
試験形式にも少しずつ慣れて、
実際のリスニングのコツも自然と身についてきます。
最初は「聞き取れないかも…」と思っても、
挑戦していく中で「聞こうとする」こと自体が練習になります。
そして何度も繰り返すうちに、
「あ、今の単語わかった!」
という発見が出てきて、
子どもも嬉しい気持ちになるはずです。
どんどん挑戦している子どもを応援すること大切に!
こういった学習においては、点数や評価よりも
「新しいことに挑戦する楽しさ」を感じてもらうことが
一番のポイントです。
英検の問題が解けたかどうかではなく、
こどもが「自分からやってみようとしたこと」を
しっかり認めてあげることが、
次の挑戦への大きな支えになります。
たとえ結果がどうであれ、
「挑戦したね!」「ここまでやってみてすごいね!」と
声をかけることで、子どもはさらに英語に
前向きな気持ちを持ち続けられます。
インスパイアースクールで少しずつ自信を
もしご家庭での学習が難しいときや、
少しサポートが必要と感じたら、
英語教室の力を借りるのもひとつの方法です。
インスパイアースクールでは、
小学6年生向けの短期コースを通して、
「書く」練習や「読む」力を基礎からサポートしています。
子どもたちが「やってみたい!」と思えるような内容で
進めていくので、英語に少しずつ自信を持ちながら楽しく学べます。
中学生になってからも「英語って楽しい!」と
思えるスタートを切れるように、
一緒に応援していきたいと思います。